18坪の小さな住まい
日本の1世帯の人員が約2名にまで減少している。昔は、おじいちゃんおばあちゃん、そしてたくさんの子供達が同居していた。その当時の家が今や空き家となって、現代社会に大きく負担をかけている。当時の家は「寒い」「古い」だけでなく現代の世帯人員には「大きすぎる」のだ。“今”ちょうど良い家、少し余裕のある家は、将来の空き家になる可能性を秘めている。
近年、住宅は物価高騰や性能向上に伴い高価格となってきているが、性能や機能には妥協せず、知恵と工夫で小さくつくる。そうする事で、今だけでなく将来まで価値が残る。空き家にならずに使い続けられる住まいなら、ここにかける費用は無駄にはならない。“今だけ”“自分だけ”を考える住まいづくりはもう終わりにしなければならない。オーバースペックとも思われる超高断熱、最高レベルの耐震性能、子供から高齢者まで安心安全に暮らせる室内環境、そしてコンパクトでも十分な機能を果たす間取り。未来を見据えた小さな住まいの誕生である。
動画解説(ぜひ字幕付きでご覧ください)
サトウ工務店チャンネル「RoomTour」
安全持続性能 ☆☆ 取得
「安全持続性能」とは
- 延床面積
18.00坪
- 構造
在来工法(大型パネル)
- 施工エリア
新潟県三条市
- 断熱性能
Ua値:0.2(G3)
- 気密性能
C値:0.1
- 耐震性能
耐震等級3