ヒシノイエ
無機的なシルバーのガルバリュウムで覆われたマッシブなフォルムに、真南の空に向かってポッカリ空いた三角の穴。これはプライバシーと海風を防ぎつつ、良好な日射を取り入れるためのもの。
この家は「外皮」は硬く強い感じをかもしだしつつも、人が間近で見る「内部」はやさしさや親しみが感じられます。エントランスと収納スペースが一体となったとても広いホールはちょっとした遊び場にもなり、また、階段下を利用した「籠れる」書斎コーナーは集中力を高めることにも役立ちそうです。
平面的にひし形であることや特徴的な屋根勾配も、そして床の張り方向や壁の取り合いなど、とてもユニークな印象を受ける一棟です。
- 施工エリア
新潟市西区五十嵐